ACR(ACCESS CROSS ROLE) Subcommand
K2HR3 Command Line Interface(CLI) のacr(ACCESS CROSS ROLE) サブコマンドについて説明します。
acr(ACCESS CROSS ROLE) サブコマンドは、ACR APIをCommand Line Interface(CLI)として提供した機能です。
APIの詳細は、ACR APIを参照してください。
このコマンドには、K2HR3のScopedトークンが必要となります。K2HR3のScopedトークンは、オプションもしくはコンフィグレーションファイルで指定するか、--interactive(-i)
オプションを指定してください。
Show
サービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)のScopedトークンの情報を表示します。 また、サービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)に紐づけられたリソース(RESOURCE)を表示します。
書式(1)
k2hr3 acr show tenant [service name | yrn path]
指定されたサービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)のScopedトークンの情報を表示します。
このコマンドでは、テナントメンバー(MEMBER)のScopedトークンを指定してください。
書式(2)
k2hr3 acr show resource [service name | yrn path] [--cip client IP address] [--cport client port] [--crole client role] [--ccuk client CUK] [--sport service port] [--srole service role] [--scuk service CUK]
指定されたサービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)に紐づくリソース(RESOURCE)を表示します。
このコマンドでは、テナントメンバー(MEMBER)のScopedトークンを指定してください。
Add
サービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)に、サービス(SERVICE)のロール(ROLE)、ポリシー(POLICY-RULE)、リソース(RESOURCE)を作成します。
書式(1)
k2hr3 acr add [service name | yrn path]
指定されたサービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)として、ロール(ROLE)、ポリシー(POLICY-RULE)、リソース(RESOURCE)を作成します。 このコマンドでは、テナントメンバー(MEMBER)のScopedトークンを指定してください。
Delete
サービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)としてのロール(ROLE)、ポリシー(POLICY-RULE)、リソース(RESOURCE)を削除します。
書式(1)
k2hr3 acr delete [service name | yrn path]
指定されたサービス(SERVICE)のテナントメンバー(MEMBER)としてのロール(ROLE)、ポリシー(POLICY-RULE)、リソース(RESOURCE)を削除します。 このコマンドでは、テナントメンバー(MEMBER)のScopedトークンを指定してください。
オプション
以下のオプションを指定することができます。
- --help(-h)
- --cip [IP address]
- --cport [port number]
- --crole [role name or yrn path]
- --ccuk [cuk]
- --sport [port number]
- --srole [role name or yrn path]
- --scuk [cuk]
- --scopedtoken(-token) [scoped token]
- --config(-c) [file]
- --interactive(-i)