Token Subcommand
K2HR3 Command Line Interface(CLI) のtoken サブコマンドについて説明します。
token サブコマンドは、TOKEN APIをCommand Line Interface(CLI)として提供した機能です。
APIの詳細は、TOKEN APIを参照してください。
Show
オプションで指定されたトークン、もしくはコンフィグレーションファイルに設定されているトークンの情報を表示します。
書式(1)
k2hr3 token show utoken [--unscopedtoken(-utoken) unscoped token]
オプションで指定されたK2HR3のUnscoped トークン、もしくはコンフィグレーションファイルに設定されているUnscoped トークンの情報を表示します。
コンフィグレーションファイルの値を使用する場合は、オプションでトークンを指定しません。
書式(2)
k2hr3 token show token [--scopedtoken(-token) scoped token]
オプションで指定されたK2HR3のScoped トークン、もしくはコンフィグレーションファイルに設定されているScoped トークンの情報を表示します。
コンフィグレーションファイルの値を使用する場合は、オプションでトークンを指定しません。
Create
K2HR3のUnscopedもしくはScopedトークンを生成します。
書式(1)
k2hr3 token create utoken_cred [--user(-u) user name] [--passphrase(-p) passphrase]
ユーザクレデンシャル情報(ユーザ名、パスフレーズ)を使い、K2HR3のUnscopedトークンを生成します。
ユーザ名、パスフレーズを省略した場合は、コンフィグレーションファイルに設定されているユーザ名、パスフレーズが使われます。
コンフィグレーションファイルにもそれらの値が設定されていない場合で、かつ--interactive(-i)
オプションが指定されている場合には、対話形式で入力が促されます。
書式(2)
k2hr3 token create utoken_optoken [--openstacktoken(-optoken) openstack token]
OpenStackのトークン(UnscopedもしくはScoped)を使い、K2HR3のUnscopedトークンを生成します。
OpenStackのトークン(UnscopedもしくはScoped)を省略した場合は、コンフィグレーションファイルに設定されているOpenStackのトークン(UnscopedもしくはScoped)が使われます。
コンフィグレーションファイルにもその値が設定されていない場合で、かつ--interactive(-i)
オプションが指定されている場合には、対話形式で入力が促されます。
書式(3)
k2hr3 token create token_cred [--user(-u) user name] [--passphrase(-p) passphrase] [--tenant(-t) tenant]
ユーザクレデンシャル情報(ユーザ名、パスフレーズ)とテナント名を使い、K2HR3のScopedトークンを生成します。
ユーザ名、パスフレーズ、テナント名を省略した場合は、コンフィグレーションファイルに設定されているユーザ名、パスフレーズ、テナント名が使われます。
コンフィグレーションファイルにもそれらの値が設定されていない場合で、かつ--interactive(-i)
オプションが指定されている場合には、対話形式で入力が促されます。
書式(4)
k2hr3 token create token_utoken [--unscopedtoken(-utoken) unscoped token] [--tenant(-t) tenant]
K2HR3のUnscopedトークンとテナント名を使い、K2HR3のScopedトークンを生成します。
K2HR3のUnscopedトークン、テナント名を省略した場合は、コンフィグレーションファイルに設定されているK2HR3のUnscopedトークン、テナント名が使われます。
コンフィグレーションファイルにもそれらの値が設定されていない場合で、かつ--interactive(-i)
オプションが指定されている場合には、対話形式で入力が促されます。
書式(5)
k2hr3 token create token_optoken [--openstacktoken(-optoken) openstack token] [--tenant(-t) tenant]
OpenStackのトークン(UnscopedもしくはScoped)とテナント名を使い、K2HR3のScopedトークンを生成します。
OpenStackのトークン(UnscopedもしくはScoped)、テナント名を省略した場合は、コンフィグレーションファイルに設定されているOpenStackのトークン(UnscopedもしくはScoped)、テナント名が使われます。
コンフィグレーションファイルにもそれらの値が設定されていない場合で、かつ--interactive(-i)
オプションが指定されている場合には、対話形式で入力が促されます。
Check
K2HR3のUnscopedもしくはScopedトークンの確認をします。
書式(1)
k2hr3 token check [--unscopedtoken(-utoken) unscoped token]
k2hr3 token check [--scopedtoken(-token) scoped token]
指定されたK2HR3のUnscopedもしくはScopedトークンの確認(有効性の確認)をします。 トークンのオプションを省略した場合は、コンフィグレーションファイルに設定されているScoped トークンの確認が行われます。
オプション
以下のオプションを指定することができます。
- --help(-h)
- --config(-c) [file]
- --interactive(-i)
- --saveconfig(-s)
- --savepassphrase(-sp)