TENANT API
K2HR3 REST APIのK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)に関連するAPI群です。
補足
K2HR3 システムのテナント(TENANT)は、連携するOpenStackのテナント(またはプロジェクト)、もしくは Kubernetes の Namespace を使います。
K2HR3 REST APIの設定(コンフィグレーション)で、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)機能を有効(localtenants=true
)とした場合、独自のテナント(TENANT)を作成・編集・削除することができます。
TENANT APIは、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を操作するAPIです。
POST(新規作成)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定して、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を新規作成します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Unscoped User Token> or <Scoped User Token>
Request Body
{
tenant: {
name: <tenant name>
desc: <description for tenant>
display: <display name for tenant>
users: [<user name>, ...]
}
}
- name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、自動的にlocal@
プレフィックスが付与されたテナント(TENANT)名に変更されます。 - desc
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の説明文を記述します。
この値は省略可能であり、省略された場合はデフォルトの説明文が設定されます。 - display
K2HR3 Web Applicationで このK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を表示した時の表示名を指定します。
この値は省略可能であり、省略された場合はテナント(TENANT)名が設定されます。 - users
作成する K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を利用できるユーザ(USER)名を配列として設定します。
このリクエストを送信する (Un)Scoped User Tokenで示されるユーザは、省略できます。
K2HR3システムに登録されているユーザ(USER)名を指定する必要があります。(YRNフルパスではありません。)
ユーザ(USER)が存在しない場合には、無視されます。
Response status
201、40x
Response Body(JSON)
{
result: <true/false>
message: <null or error message string>
}
- result
APIの処理結果をtrue/falseで返します。 - message
処理結果がfalse(失敗)のときに、エラーメッセージが格納されます。
PUT(新規作成)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定して、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を新規作成します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant?name=tenant name&…
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Unscoped User Token> or <Scoped User Token>
URL Arguments
- name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、自動的にlocal@
プレフィックスが付与されたテナント(TENANT)名に変更されます。 - desc
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の説明文を記述します。
この値は省略可能であり、省略された場合はデフォルトの説明文が設定されます。 - display
K2HR3 Web Applicationで このK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を表示した時の表示名を指定します。
この値は省略可能であり、省略された場合はテナント(TENANT)名が設定されます。 - users
作成する K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を利用できるユーザ(USER)名を配列として設定します。
複数指定する場合には、配列として指定します。
このリクエストを送信する (Un)Scoped User Tokenで示されるユーザは、省略できます。
K2HR3システムに登録されているユーザ(USER)名を指定する必要があります。(YRNフルパスではありません。)
ユーザ(USER)が存在しない場合には、無視されます。
Response status
201、40x
Response Body(JSON)
{
result: <true/false>
message: <null or error message string>
}
- result
APIの処理結果をtrue/falseで返します。 - message
処理結果がfalse(失敗)のときに、エラーメッセージが格納されます。
POST(更新)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定して、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を更新します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant/tenant name
- tenant name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、自動的にlocal@
プレフィックスが付与されたテナント(TENANT)名に変更されます。
指定したK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)が存在しない場合は失敗します。
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Unscoped User Token> or <Scoped User Token>
Request Body
{
tenant: {
id: <tenant id>
desc: <description for tenant>
display: <display name for tenant>
users: [<user name>, ...]
}
}
- id
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の ID を指定します。
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名とこの_ID_が一致しない場合、失敗します。 - desc
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の説明文を記述します。
この値は省略可能であり、省略された場合はデフォルトの説明文が設定されます。 - display
K2HR3 Web Applicationで このK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を表示した時の表示名を指定します。
この値は省略可能であり、省略された場合はテナント(TENANT)名が設定されます。 - users
作成する K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を利用できるユーザ(USER)名を配列として設定します。
このリクエストを送信する (Un)Scoped User Tokenで示されるユーザは、省略できます。
K2HR3システムに登録されているユーザ(USER)名を指定する必要があります。(YRNフルパスではありません。)
ユーザ(USER)が存在しない場合には、無視されます。
Response status
201、40x
Response Body(JSON)
{
result: <true/false>
message: <null or error message string>
}
- result
APIの処理結果をtrue/falseで返します。 - message
処理結果がfalse(失敗)のときに、エラーメッセージが格納されます。
PUT(更新)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定して、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を更新します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant/tenant name?id=tenant id
- tenant name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、自動的にlocal@
プレフィックスが付与されたテナント(TENANT)名に変更されます。
指定したK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)が存在しない場合は失敗します。
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Unscoped User Token> or <Scoped User Token>
URL Arguments
- id
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の ID を指定します。
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名とこの_ID_が一致しない場合、失敗します。 - desc
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の説明文を記述します。
この値は省略可能であり、省略された場合はデフォルトの説明文が設定されます。 - display
K2HR3 Web Applicationで このK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を表示した時の表示名を指定します。
この値は省略可能であり、省略された場合はテナント(TENANT)名が設定されます。 - users
作成する K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)を利用できるユーザ(USER)名を配列として設定します。
複数指定する場合には、配列として指定します。
このリクエストを送信する (Un)Scoped User Tokenで示されるユーザは、省略できます。
K2HR3システムに登録されているユーザ(USER)名を指定する必要があります。(YRNフルパスではありません。)
ユーザ(USER)が存在しない場合には、無視されます。
Response status
201、40x
Response Body(JSON)
{
result: <true/false>
message: <null or error message string>
}
- result
APIの処理結果をtrue/falseで返します。 - message
処理結果がfalse(失敗)のときに、エラーメッセージが格納されます。
GET(リスト)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定して、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)のリストを取得します。
取得するテナント(TENANT)のリストは、ユーザ(USER)が利用を許可されているテナント(TENANT)のみです。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant?expand=true or false
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Scoped User Token>
URL argument
- expand=true or false
取得するテナント(TENANT)のリストを展開するか否かを指定します。
展開する場合は、_true_を指定します。
Response status
200、40x
Response Body(JSON)
- 展開する場合(expand=true)
{ result: <true/false> message: <null or error message string> tenants: [ { name: <tenant name>, id: <tenant id>, desc: <description for tenant>, display: <display name for tenant>, user: [user, ...] }, ... ] }
- 展開しない場合(expand=false)
{ result: <true/false> message: <null or error message string> tenants: [<tenant name>, ...] }
- result
APIの処理結果をtrue/falseで返します。 - message
処理結果がfalse(失敗)のときに、エラーメッセージが格納されます。 - tenants
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の配列です。
展開する場合(expand=true
)は、テナント(TENANT)の情報を配列で返します。
展開しない場合(expand=false
)は、テナント(TENANT)名を配列で返します。 - tenants[*]:name
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)名が設定されます。 - tenants[*]:id
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の_ID_が設定されます。 - tenants[*]:desc
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の説明文が設定されます。 - tenants[*]:display
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の表示名が設定されます。 - tenants[*]:user
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の利用が許可されているユーザ(USER)名のリストを配列で返します。
GET(テナント指定)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定し、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の情報を取得します。
ユーザ(USER)が利用を許可されていないテナント(TENANT)を指定した場合、失敗します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant/tenant name
- tenant name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、自動的にlocal@
プレフィックスが付与されたテナント(TENANT)名に変更されます。
指定したK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)が存在しない場合は失敗します。
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Scoped User Token>
Response status
200、40x
Response Body(JSON)
{
result: <true/false>
message: <null or error message string>
tenant: {
name: <tenant name>,
id: <tenant id>,
desc: <description for tenant>,
display: <display name for tenant>,
users: [user, ...]
}
}
- result
APIの処理結果をtrue/falseで返します。 - message
処理結果がfalse(失敗)のときに、エラーメッセージが格納されます。 - tenant:name
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)名が設定されます。 - tenant:id
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の_ID_が設定されます。 - tenant:desc
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の説明文が設定されます。 - tenant:display
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の表示名が設定されます。 - tenant:users
展開する場合(expand=true)に返されるテナント(TENANT)情報に含まれる要素で、テナント(TENANT)の利用が許可されているユーザ(USER)名のリストを配列で返します。
HEAD
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定し、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の存在を確認します。
ユーザ(USER)が利用を許可されていないテナント(TENANT)を指定した場合、失敗します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant/tenant name
- tenant name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、自動的にlocal@
プレフィックスが付与されたテナント(TENANT)名に変更されます。
指定したK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)が存在しない場合は失敗します。
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Scoped User Token>
Response status
204、40x
Response Body(JSON)
なし
DELETE(テナント)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定し、ローカルテナント(TENANT)を完全に削除します。
ユーザ(USER)が利用を許可されていないテナント(TENANT)を指定した場合、失敗します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant?tenant=tenant name?id=tenant id
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Scoped User Token>
URL argument
- tenant name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、エラーになります。
指定したK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)が存在しない場合は失敗します。 - id
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の_ID_を指定します。
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名とこの_ID_が一致しない場合、失敗します。
Response status
204、40x
Response Body(JSON)
なし
DELETE(ユーザ)
Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenを指定し、ユーザ(USER)を K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の利用不可にします。
この処理を行った結果、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の利用できるユーザ(USER)がいなくなった場合、K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)は削除されます。
ユーザ(USER)が利用を許可されていないテナント(TENANT)を指定した場合、失敗します。
注意
すべてのTENANT APIには、Unscoped User Tokenもしくは、Scoped User Tokenが必要です。
Scoped User Tokenが指定された場合、そのトークンが示すテナントは無視され、Unscoped User Tokenと同様にユーザ情報のみを使用します。
Endpoint(URL)
http(s)://API SERVER:PORT/v1/tenant/tenant name?id=tenant id
- tenant name
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名を指定します。
この値にlocal@
プレフィックスが付与されていない場合、エラーになります。
指定したK2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)が存在しない場合は失敗します。
Header
Content-Type: application/json
x-auth-token: U=<Scoped User Token>
URL argument
- id
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)の_ID_を指定します。
K2HR3クラスターローカルテナント(TENANT)名とこの_ID_が一致しない場合、失敗します。
Response status
204、40x
Response Body(JSON)
なし
POLICY API REST API SERVICE API